料理の事
僕は仕事でもプライベートの生活でも
ご飯を作っている
料理は食べるのも好きだし作るのも好きだ
両親が共働きだった事もあり
子供の頃から母親の晩ご飯の支度を手伝う事も多く
それで親から褒められるのもいい気分だったのだろうし
休みの日の昼ご飯は自分で作る事も多かった
あとはアルバイトで飲食店に居た事
それも大きいかも知れないし
大学時代は料理のする男子が周りに珍しくなかった
そんなこんなで料理は今や僕の役割になっている
そういう経緯もなく
結婚を機にいきなり料理を自分の役割に課せられる主婦は
相当大変だろうなと思う
僕が結構な時間をかけて身に染み付いたことが今では生きているが
それを1から覚えてしかも即実践せなあかん人がいるのなら
無茶やなと思う
そうは言っても
料理は本来もっと生活に繋がること
先日とある雑誌で世界各国の麺料理が紹介されていた
印象的だったのは
その料理がすべて家庭料理で代々受け継がれてきた味であるということ
母の味を娘が子供の時から手伝いをして覚えていく
麺も調味料も自家製
その伝授の仕組みは当たり前の構図だった
なんかええなぁと思いながら旨そうな麺料理に見入った
子供が親の手伝いするのは
当たり前の構図であり
それでいろんなことを覚えていくのに
やれ習い事や塾やって
いったい何を覚えて大きくなるんか
と思ったりした
麺料理って日本にも多いし
郷土料理の麺料理ってそういう受け継がれた家庭の味って感じで良い
過剰にコダワリが上塗りされて
周りが持ち上げて煽られて一人歩きしてる麺料理って
ただの自己満足の産物やと思うけどな