危ない遊び | mellow diary

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相変わらず訳の分からないこと言ってます

以前から予定していたサーフィンだったが
雨で中止かなと残念に思っていたら
一緒に行く予定だった友人は「どうせ濡れるんやから」と
なるほど確かに

サーフィンに雨は無関係だった
それでも波の状態は悪く
午前中だけでもそうとう体力を消費したので
今日は昼で帰る事にした


帰ったらモンベルからの秋冬カタログが届いていた
今はすっかり海に意識が向いていて
山の事はちょっと隅の方に追いやってるので
申し訳なく(年会費払ってるからカタログが届くのだが)封を切った

中にはカタログ以外にも小冊子が同封してあり
内容も当然アウトドア中心でおもしろい

そんな小冊子から印象的なエッセイがあった
それはカヌーイスト野田知佑さんのエッセイだった

忘れ去られた川遊びに関する話だった

かつては川は子供達の遊び場であったのに
いつからかそこは危険な場所となり遊び禁止になった
昨今の川遊びの見直し傾向に
子供というより若者が川で遊ぶようになったが
軟弱で幼稚化した若者は川ですぐに溺れるのだそうだ

紹介したい一部を抜粋した


 われわれは遊ぶ時
 危険と安全の境界線上をバランスとりながら行動する。
 危険の度合いが大きいほど
 遊びは面白く
 技術が向上する

 現在ほとんどの大人が
 大型遊園地で遊ぶのがいちばん面白い思い込んでいる。
 高額の入場料を払い、長時間待たされ、提供される人工の遊びは
 すぐに飽きる
 一方、自然の中での遊びは進化する。
 やればやるほど上手くなり、面白くなる。



自分がどうして自然の遊びが好きなのか
その理由を書いてくれているようだった

思い起こせば子供のときから
提供される遊びよりも
自分で考えて工夫して上達する面白さを求めていたように思う

川に飛び込んで魚捕りをして遊んだあの頃を
今は誇りに思えるときがある